スマリンガル(多言語同時通訳アプリ)導入 アドベンチャーワールド、訪日環境整備
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)はこのほど、 訪日外国人旅行者へ安心・安全のサービスを提供するため、 多言語同時通訳アプリ「スマリンガル」を導入した。スマリンガルは、 総務省/NICT(情報通信研究機構)が開発した翻訳エンジンを使い、 一元で対応する「1対n」での”同時”多言語会話が可能となるサービス。訪日外国人旅行者の皆さまに、安全にパークを楽しめる環境を作る。
同時多言語会話や高度な言語レベルを持つスマリンガル
スマリンガルは、同時多言語会話を可能にするほか、言語レベルもTOEIC800点以上の機能を持ち、 正しい情報を正確に伝えることができる。
「遊園地エリアでの乗車前説明や、 動物のふれあいを行なっていただく前の注意事項説明時など、 必要に応じてスマリンガルでコミュニケーションを図り、 訪日外国人旅行者の皆さまに、パークの魅力や注意事項をしっかり伝え、 安心・安全に楽しめるよう取り組んでいく」と同社。
スマリンガル概要
■パーク内使用台数:45台
■多言語同時通訳「スマリンガル」の特徴:
1.31言語※に対応。 TOEICレベルが800点以上
アドベンチャーワールドでは現在10言語
(日本語、 英語、 中国語(簡体字・繁体字)、 韓国語、 タイ語、 インドネシア語、 ミャンマー語、 ベトナム語、 ブラジルポルトガル語) に対応。
※31言語
日本語、 英語、 中国語(簡体字)、 中国語(繁体字)、 韓国語、 タイ語、 フランス語、 インドネシア語、 ベトナム語、 スペイン語、 ミャンマー語、 アラビア語、 イタリア語、 ウルドゥー語、 オランダ語、 クメール語、 シンハラ語、 デンマーク語、 ドイツ語、 トルコ語、 ネパール語、 ハンガリー語、 ヒンディー語、 フィリピン語、 ポーランド語、 ポルトガル語、 ブラジルポルトガル語、 マレー語、 モンゴル語、 ラーオ語、 ロシア語
2.”1対1”だけではなく、 ”1対n”の会話ができる。
3.スマートフォン以外にタブレット、 PCでの使用が可能。
4.会話の内容が文字としてスマホに表示されるので、 聞き忘れの心配がない。
■使用方法:
1.パークスタッフが持つタブレットに表示されたQRコードを、 訪日外国人旅行者に読み込んでいただく。
2.双方のデバイス(スマートフォンなどのタブレット端末)で、 音声及び文字変換により翻訳。
※ゲストはアプリのインストールは必要なく、 オンライン上で会話(通訳)が可能。
多言語同時通訳サービス「スマリンガル」とは
「スマリンガル」とは、 各個人が所有するスマートフォン等を利用して、 複数人かつ様々な言語の方々と同時に会話をすることができる多言語同時通訳サービス。
アプリ版とブラウザ版があり、 また音声入力・文字入力の両方に対応しておりますので目的に応じて使い分けることが可能。 対象言語は10言語(2019年8月末時点)だが、 2019年10月には31言語までの対応を予定している。
スマリンガルは、 外国の方との日常的な会話から、 店舗や施設等でのインバウンド接客、 自社内の外国人労働者の方々とのコミュニケーション、 また緊急時の際の情報伝達サポートなど、 幅広くお役立ちできるサービスとなっている。
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