冬の淡路島は「三年とらふぐ」 淡路島観光連盟が誘客/兵庫
20/01/08
「淡路島三年とらふぐと水仙まつりキャンペーン」懇談会が12月5日、神戸市東灘区の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、関西のメディアと地元関係者ら約130人が出席した。
キャンペーンは、淡路島観光連盟(木下学会長)が主催。三年とらふぐは島南部の福良港沖で養殖している。通常は2年で出荷される養殖フグを、鳴門海峡を目前にした潮の流れの速い海で1・2キロ以上になるまでじっくり育てている。最近では知名度も上がり、冬の淡路島の味覚としてブランド化し始めている。
また冬の淡路島は、水仙が見ごろを迎える。この冬は、全国ブランドの淡路島玉ねぎをはじめ、レタスや白菜など島でとれた野菜を「島サラダ」として島内20店舗で売り出すフェアも開催。冬の話題づくり、誘客に積極的に取り組んでいる。
木下会長は「冬は淡路島への来客数が落ちるシーズンですが、ほかの季節と異なり宿泊客の割合が増えます。それは三年とらふぐ、水仙、温泉の力が要因になっています」と話し、淡路島への宿泊をアピールした。
懇談会では三年とらふぐのほか、天皇陛下即位の大嘗祭にも使われた淡路島産の献上鯛、島サラダなど冬の味覚を振る舞った。
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