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Go To宮津タスクフォースが始動/京都

20/08/06

京都府宮津市では、地域の関係団体、観光事業者と連携し「Go To MIYAZUタスクフォース」を7月に設置した。国のGo Toキャンペーンに合わせオール宮津の推進体制を構築し、観光産業のV字回復につなげる。

タスクフォースは宮津市、海の京都DMO、宮津商工会議所、天橋立観光協会、旅館組合、料理飲料業組合、観光エージェント、交通事業者、観光関連事業者、農水産事業者など広範な関係者が一堂に会し、観光誘客や来訪者の満足度向上につながる取り組みを推進する。受け入れ地として感染症予防対策をした上で、高付加価値の旅行商品づくりやイベントの開催、キャッシュレス化、観光ブランド化など来年3月までを目途に取り組んでいく。

市内3カ所で海水浴場を開設

 

コロナ禍で激減した観光客は、宮津市によると7月中旬以降に徐々に回復。特に、県内外で多くの海水浴場が閉鎖される中、監視員を増員するなど感染防止策を徹底し市内3カ所、天橋立(文珠側)、府中、丹後由良の3つの海水浴場を開設したことが大きな要因だという。海水浴場は8月16日まで開設している。

市民と観光客にエール花火

また、同期間では”夜のイベント“も充実。「宮津エール花火」は9月下旬までの土日祝日に実施している。密集をつくらないよう打ち上げ場所をランダムに変えながら、20時30分から約5分間、75発を打ち上げている。市内宿泊客はもちろん、市民にも好評で、コロナ禍に見舞われた人たちへのエールを込めた花火大会だ。

さらに「天橋立砂浜ライトアップ」も9月30日まで開催中。音楽家の原摩利彦氏と照明デザイナー長町志穂氏のコラボレーションで夜の天橋立を幻想的に演出している。ライトアップは、京都府の「日本博京都府域展開アートプロジェクトもう一つの京都―光のアトリエ」として秋以降も、天橋立公園内や元伊勢籠神社、成相寺などでも行われる。

宮津市商工観光課では「新しい生活様式を踏まえ、元気になってもらえる観光地として宮津市への来訪を呼びかけたい」としている。

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