広島市、修学旅行費用を助成 誘致とコロナ対策徹底で平和学習を促進
20/08/07
広島市は、市内への修学旅行費用の一部を助成する事業を始める。誘客事業と感染防止対策の徹底で、ウェイズコロナの時代にあっても平和学習の灯を絶やさない取り組みを進めていく。
修学旅行等支援事業は、安全安心な平和学習を実施するための感染防止策として旅行会社を通して旅行費用の一部を助成するもの。広島県、山口県の一部地域「広島広域都市圏」を除く小・中学校、高校などが対象で、修学旅行や平和学習を学校行事として実施すること、市内での平和学習の実施を条件としている。広島広域都市圏内宿泊は1人あたり2千円、1校あたり60万円を上限、広島広域都市圏内に宿泊がない場合は1人あたり1千円、1校あたり30万円を上限に助成する。
期間は8月17日―来年3月31日。先着順に受付し、予算がなくなり次第終了する。
また、新型コロナウイルス感染防止対策として、広島平和記念資料館では入場制限を設定。現在、整理券の配布で入場を30分あたり150人に制限している。9月1日からはオンラインシステムによる事前予約システムを導入する。そのほか、コロナの相談窓口を設置、利用を呼びかけるなど感染防止対策を徹底している。
8月11日には東武トップツアーズ広島支店内に「広島市修学旅行等支援事業事務局」を開設。電話082―545―5317で問い合わせに対応する。ウェブサイトも開設予定。
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