沖縄県 19年度観光収入は4・0%減の7047億円、8年ぶりの減少
20/08/12
沖縄県は8月4日、2019年度の観光収入がコロナウイルス感染症拡大の影響で、前年度比4・0%減の7047億4500万円だったと発表した。観光収入が前年度を下回るのは、東日本大震災があった2011年度以来8年ぶり。
来県観光客数と、アンケートで集計した観光客1人あたりの消費額から推計している。
2019年度の来県観光客数は946万9200人(5・3%減)で、観光客1人あたりの県内消費額は7万4425円(1・4%増)だった。
観光客数の内訳は国内客697万8800人、外国人空路客142万7200人、外国人海路客106万3200人。旅行者1人あたりの消費額は国内客が7万6987円(0・3%増)、外国人空路客が10万2528円(13・8%増)、外国人海路客が1万9886円(29・8%減)だった。
消費費目別に見ると国内客は宿泊費2万6195円、飲食費1万7723円、土産・買い物1万4283円の順に多い。外国人空路客は土産・買い物3万7206円が最も多く、宿泊費2万7153円、飲食費1万9856円の順だった。
平均滞在日数は国内客が3・77泊、外国人空路客は5・35泊、外国人海路客は1・00泊だった。
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