レストラン嵐山、新スタイルのビュッフェ提案 ワゴンサービスで密を回避/京都
京都・嵐山のレストラン嵐山では「ワゴンサービス付きビュッフェ」を10月1日から始めた。これまで団体ツアーなどで好評だった食べ放題・ビュッフェをコロナ禍での三密防止の対応策として打ち出した。密を避けながら料理を“好きなものを好きなだけ”味わえるサービスとし、コロナ禍で敬遠されるケースが目立つビュッフェ料理の新しいスタイルを提案している。
サービス開始前の9月25日には、観光関係者を招いて「新しい生活様式対応ビュッフェ・秋の味覚松茸と京のおばんざい・秋果のデザートフェア」と題して試食会を開催会場のビュッフェ台には松茸と秋野菜のミニ蒸籠や松茸のかき揚げなど14品、オープンキッチンには松茸ごはんや松茸のお吸い物など5品を用意。参加者は手の消毒と手袋をつけて自身で料理を取り分け、旬の料理を味わった。
また、スタッフがにしんと茄子のたいたん、小松菜ときのこのおしたし、一口揚げ豆腐の生姜醤油和え、千切り大根のたいたんなど4品を「京のおばんざいワゴン」として持ち回り、参加者に取り分けた。「特別ワゴン」の戻りカツオのタタキ、「秋果デザートワゴン」の生八つ橋(夕子)の天ぷら、嵐山ラスクのデザートブルスケッタも参加者に好評だった。
執行役員専務の田村真一さんは「本日は旅行会社の企画担当者の皆様に実際に目で見て食べることで『安心安全』を確認していただきました。密にならないように万全の体制でお客様をお迎えしますので、ご送客をお願いいたします」と話している。
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