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淡路島に実物大ゴジラ ニジゲンノモリ、10月に新アトラクション/兵庫

20/10/27

兵庫県・淡路島のアニメパーク「ニジゲンノモリ」に10月10日、全長約120メートルの実物大ゴジラをテーマにした新アトラクションがオープンした。

新しいアトラクションは「ゴジラ迎撃作戦〜国立ゴジラ淡路島研究センター」。参加者は、国立ゴジラ淡路島研究センターの一員となり、ゴジラの体内に突入するジップラインや、飛散したゴジラ細胞をせん滅するシューティングなどのミッションに挑み、ゴジラの世界観を体感する。

8日に行われた完成披露イベントでは、ニジゲンノモリを運営するパソナグループの南部靖之代表をはじめ兵庫県の井戸敏三知事、淡路市の門康彦市長らがテープカットを行い、新アトラクションの開業を祝った。

このうち東宝の常務取締役でチーフ・ゴジラ・オフィサーを務める大田圭二さんは「ゴジラの初上陸を暖かく迎えていただいた兵庫県、淡路島の皆さまに感謝します」と話した後、実物大ゴジラについて「ケタ違いの迫力」と絶賛。南部代表は「淡路島を将来、インターナショナルアイランドにして、日本中のアニメが一番集まる、世界中から知りたいという人が集まる島にしたい」と抱負を述べていた。

ニジゲンノモリ

全長120メートルのゴジラを前に
開業を祝うテープカット。右から2人目が南部代表

ゴジラ迎撃大作戦のジップラインは活動停止中のゴジラの警戒監視を行うという設定で、長さ162㍍の体内突入コースと同152㍍の体外監視コースがある。いずれも実物大ゴジラに対峙しスリルと迫力が味わえる。シューティングはゴジラより飛散したゴジラ細胞を専用の銃でせん滅。ゴジラ細胞からの攻撃に当たるとスコアが減点となるため、回避と攻撃を繰り返しながら高スコアを目指すというもの。

また、シアターでは淡路島を舞台にしたオリジナルストーリーの映像を上映。世界初の常設となるゴジラミュージアムは、映画「シン・ゴジラ」の東京駅での戦いなどを大迫力のジオラマで展示。100体以上の怪獣フィギュアのほか、撮影時に使用された貴重な資料や小道具、怪獣の造形検討用原型などを見学できる。併設のミュージアムショップではオリジナルグッズも含め200点以上の商品がそろう。

さらに、隣接する飲食施設モリノテラス・キッチンカーでは、淡路島産玉ねぎを使用した黒カレーに赤いラー油を加え怪獣王の怒りをイメージした「ゴジラカレー」、ゴジラの長大な尻尾をイメージした三段構えのビッグバーガーなどニジゲンノモリとゴジラのコラボフードを提供する。

料金は大人3800円、子ども2200円。

なお、来年春にハリウッド映画として「ゴジラ対キングコング」の公開が予定されている。

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