持続可能な京都観光の実現へ 京都市と観光協会が行動基準を策定
20/11/12
京都市と京都市観光協会は11月9日、持続可能な観光の実現に向けた「京都観光行動基準(京都観光モラル)」を策定、発表した。観光事業者から観光客、市民まで京都観光のすべてのステークホルダーに対し、周知を図っていく。
行動基準の策定は、近年外国人観光客の急増などから混雑やマナー違反などの市民生活に影響を及ぼす課題が発生していたことが背景。コロナ以前の状態に戻すのではなく、課題を解決、京都観光の全関係者の倫理意識を高め、未来へ京都観光を継承していくことを目指して策定した。

嵐山も近年は混雑が進んでいた
行動基準では、観光事業者らには地域活動への協力や高質なサービス・商品の提供など、観光客には地域のルールや習慣を敬った行動や環境への配慮など、市民には京都の歴史文化の理解や自然・町並みの保全への協力、観光客へおもてなしなどを求めている。
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