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パンダが暮らすまち白浜から発信する「竹」の可能性 12月19日から「パンダバンブーEXPO」/和歌山

20/11/25

パンダが好む「竹」から持続可能な社会づくりを考える―。そんな試みがパンダが暮らすまち、和歌山県白浜町で開かれる。12月19日―2021年1月17日、「南紀白浜パンダバンブーEXPO」と題して、シンポジウムや観光スポットでのアートイベントを開催。「竹」の可能性を考え、観光も楽しむ。白浜から新しい価値観を発信する。

同町ではアドベンチャーワールドにジャイアントパンダ6頭が暮らすが、パンダが食べない竹幹は年間約100トンにもおよぶということから着想点を得た企画。竹資源の有効活用を考えることで循環型社会のモデルケース、持続可能なまちづくりへとつなげていく。

パンダバンブーEXPO

12月19、20日の「パンダバンブーシンポジウム」はアドベンチャーワールド内ふれあいの里で開催。竹の研究者や建築家、アーティストが集い、竹の持つ可能性や価値、未来について講演する。ライブ配信することで世界へも発信する。

「パンダバンブーアートフェス」はEXPO期間中、白良浜や三段壁、千畳敷、アドベンチャーワールドといった観光スポット、町役場やJR白浜駅、南紀白浜空港などにアーティストによる竹のアート作品を展示、周遊を促す。一部は「竹あかり」として夜間にあかりを灯す。

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