下田市で12月20日から水仙まつり、300万本の大群生
静岡県下田市の爪木崎で12月20日から水仙まつりが始まる。2021年1月31日まで。
須崎半島の先端にある爪木崎の海岸に漂着した球根が始まりとされる300万本の水仙の大群生と、白亜の灯台、美しい入江が来訪者を迎えてくれる。
水仙エリアには遊歩道が整備され、水仙のなか断崖の灯台まで散策が楽しめる。1937年に設置された爪木崎灯台は高さ17メートル。灯台から遠方を望めば伊豆七島の島々。断崖に目を移せば「俵磯」と呼ばれるユニークな岩場が見られる。
12月20日は10時からオープニングイベントが行われる。海産物や野菜を大鍋で煮る漁師料理「池之段煮味噌鍋(いけんだにみそなべ)」を先着200人、名物のキンメダイの握り寿司を先着100人にふるまう。
下田太鼓の演奏のほか、下田海中水族館からはフンボルトペンギン参加し、一緒に写真撮影ができる。
期間中は土日を中心に下田太鼓の演奏や鍋がふるまいがある。
今年はコロナウイルス感染症の拡大防止策として駐車場で来場者の検温や体調の聞き取りを行う。屋外会場だがマスクの着用をお願いする。
下田市観光協会では「感染防止対策を徹底した環境で、リラックスして一面の水仙を楽しんでほしいですね。花は今が咲き始めで見ごろは1月上旬です」と来訪を呼びかけている。
会場は伊豆急下田駅からバスで15分ほど。近くには須崎御用邸がある。駐車場は200台分(乗用車は1000円)。
※お詫び 掲載から24時間ほど、記事タイトルを「12月10日から」と誤って表示していいました。訂正しました。
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