「盆梅」と「花火」土曜日に競演/滋賀県長浜市
滋賀県長浜市で3月10日まで、新春の風物詩「長浜盆梅展」が開催されている。今年は3月27日までの毎土曜日に「長浜・北びわ湖大花火大会」も行われており、週末は梅と花火の競演が楽しめる。
長浜盆梅展は、1952年から始まり今年で70回目。明治時代に建てられた慶雲館の座敷に、約300鉢の中から開花時期に合わせて常時約90鉢が並ぶ。樹齢250年や400年という希少な盆梅は展示される。また、鳥取大山和傘とのコラボレーションによる盆梅のほか、京都芸術大学のプロジェクトチームと米原市在住の早川鉄兵さんの切り絵による「盆梅の森」が今年初めて登場。そのほか期間中に様々な企画・イベントが予定されている。
長浜・北びわ湖大花火大会は、長浜市豊公園沖の琵琶湖湖上から、医療従事者への応援感謝込めたり桃の節句を祈念して20時から約5分間打ち上げる。期間中の毎週土曜日のうち、3月13日はホワイトデー花火として浅井文化スポーツ公園で、3月20日は卒業・旅立ち応援花火として木之本町千田で、3月27日は鏡湖に映える百花繚乱花火として余呉湖上に会場を移し10分間打ち上げる。
1月30日―3月7日の土日祝は盆梅展が20時半までライトアップ開催していることから、盆梅と花火の2つを楽しめる。
盆梅展は9時―17時(入館は16時半まで、ライトアップ時の入館は20時まで)。観覧料は大人800円、小中学生400円(団体20名以上2割引き)。
両会場とも、新型コロナウイルスの対策として、マスク着用や手指アルコール消毒の徹底を呼びかけており、密を避けるための入場制限なども行う。
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