小豆島の新しい観光スタイルに ノマド型観光「バンライフ」の実証実験/香川
香川県・小豆島の新しい観光スタイルを創出しようと2月13―28日、モビリティ車両を使ったノマド型観光プログラムの実証実験が実施される。軽トラックやバンを改造した車両を使っての「バンライフ」で島内を周遊、体験を楽しんでもらう体験モニターを実施し、小豆島の新しい観光需要創出につなげる。
小豆島で地域活性化に取り組む小豆島ブランド推進委員会(小豆島)が、ブランディングサポートを行うAKIND(兵庫県神戸市)、JR西日本コミュニケーションズ(大阪市北区)と連携して企画。観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に採択された。来島と島内消費の促進、ウィズコロナ・アフターコロナ時代の小豆島の新しい観光スタイルとして定着を目指す。
今回の事業は、交通手段の不足という地域観光の課題を解決することがひとつの目的。改造した車両を貸し出し、島内のスポットを自由にめぐってもらう「バンライフ」によるノマド型体験を楽しんでもらう。自由な移動に加え、モビリティだからこそできる体験から新たな小豆島の楽しみ方の発見、個別移動のためウィズコロナ・アフターコロナの旅に適していることにも新規性があるとして期待している。
実証実験で観光素材として磨き上げ、来島者や滞在時間・日数の増加、島内各産業の収益増を目指す。
モニターの募集期間は2月22日まで。車両は1泊2日か当日の貸出。香川県在住の20歳以上などが条件。
詳しくはhttps://vanlife.shodoshima.or.jp/へ。
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