全国の酒蔵 8割超で見学受け入れ、酒蔵ツーリズム推進協が調査
21/05/24
旅行先での酒蔵見学や酒蔵訪問を目的とした旅行の普及に取り組む日本酒蔵ツーリズム推進協議会(東京都港区、日本観光振興協会内)が日本酒造組合中央会などを対象に行った調査で、回答した酒蔵の8割以上で観光客の見学を受け入れていることが分かった。
受け入れ規模別では年間に1000人以上が2割超と最も多く、100-499人が約2割となり、全体の4割以上の酒蔵が一定の規模の見学者を受け入れている。多言語で見学に対応している酒蔵も約1割あった。
調査は昨年11-12月にかけて全国の酒蔵や同協議会会員、日本観光振興協会に加盟する自治体や団体を対象に行い、酒造関連では1691者・団体のうち779者・団体から回答があった。
酒蔵の施設については5割超が「試飲できる施設がある」と回答、「酒蔵以外はない」も4割弱あった。観光に取り組むにあたって地域自治体の観光関連課や観光協会などと連携を図っているかについては、「必要に応じて」が6割と半数を超えたが、「常に連携を図っている」は2割にとどまっている。
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