ワクチン接種なら隔離なしに旅行可能「プーケット・サンドボックス」 タイ政府、日本も対象に
タイ政府は7月1日から、ワクチン接種済みの外国人観光客の隔離措置が免除、プーケット県内を旅行できる観光復興プログラム「プーケット・サンドボックス」を実施している。タイ保健省が定める新型コロナウイルスの低・中リスクの国に限ったもので、同日から日本も中リスク国として対象に。安全対策を徹底した上で日本を含め諸外国から来訪を呼びかけている。
「プーケット・サンドボックス」を利用してプーケットへ渡航する場合、旅行者は渡航前に入国許可証の申請や、ワクチン接種完了を証明する書類の準備などを事前に済ませることが必要。タイ政府の安全基準「SHA+」を満たした宿泊先の確保も求められる。
また、旅行者はタイ保健省が指定する許可対象国・地域から出発し、渡航日まではその国・地域に連続して21日以上滞在していることも条件。出発前には健康チェックも受ける必要がある。
プーケット到着時も健康チェックを受けて入国。追跡アプリのインストール、自己負担でのPCR検査も必要で、陰性ならプーケット県内を旅行でき、プーケットで14泊滞在するとタイ国内他県への移動もできるようになる。
プログラムの詳細はhttp://www.thaiconsulate.jp/topics_detail1/id=1079で要確認。
7月15日からはスラーターニー県のサムイ島、パガン島、タオ島のの特定地域とルートを対象とする観光復興プログラム「サムイ・プラス」もスタート。タイでは独自の観光復興スタイルを着実に推進している。
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