小樽産ホタテ「おタテ」飲食店100店でフェア/北海道小樽市
21/09/29
北海道小樽市で10月1日から、市内飲食店100店舗が参画する「おタテ飲食店フェア」が始まる。市特産のホタテのブランド化を目指す事業の一環で、31日までの1カ月間にわたって各店が腕をふるった100のホタテ料理が味わえる。
小樽は、明治から昭和初期にかけてホタテ漁の先進地だった。一時衰退するが、1982年に祝津沖でホタテ養殖の事業化に成功。小樽産ホタテは小ぶりなものの、貝柱の弾力が強く独特の食感と旨みがある。養殖場が市街地と非常に近く、新鮮なホタテを飲食店で味わえる。
フェアは、今年5月に観光庁の域内連携促進実証事業の採択を受け、小樽祝津産ホタテを「おタテ」とネーミングしブランド化を目指すプロジェクトの一環として実施。「おタテフライカレー」「ホタテ焼き定食」「おタテとサーモンの白だし漬け丼」「おタテ酒蒸し碗」など、市内の100店舗がオリジナルおタテ料理を提供する。全店全メニューを網羅したガイドブックも作成し、市内各所で無料配布。コロナ禍で観光客が激減した小樽市内を活性化する気運をおタテで醸成する。
なお、フェアのガイドブックはHPからもダウンロードできる。
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