「建築の美」「茶人ゆかりの禅寺」テーマに寺院特別公開 京都市とJR、22年1―3月に「京の冬の旅」
京都市と京都市観光協会、JRグループは2022年1月1日―3月21日、デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」を展開する。56回目の今回は「京都にみる日本の文化」を題材に「建築の美」「茶人ゆかりの禅寺」を中心テーマに据え、通常非公開の文化財の特別公開や、観光バスやタクシーでめぐる特別コース、体験プランを用意し、冬の京都の魅力を体感してもらう。
今期もコロナ感染予防を徹底して実施。事前予約制、少人数制の入場・体験など策を講じる。京都市ら京都の観光関係団体がこのほど策定した「新しい京都観光に向けた共同宣言」に基づいた新たな京都観光への取り組みにも呼応しながら早期の観光回復へも貢献していく。
文化財の特別公開は、国宝や重要文化財級の「建築の美」と「茶人ゆかりの禅寺」をテーマに初公開を含む14カ所で1月8日―3月18日に実施する。智積院では密厳堂・三部権現社・求聞持堂が「京の冬の旅」初公開、東福寺では法堂が初公開、東司が15年ぶり。大徳寺や東本願寺でも初公開箇所を設定している。
公開はネットでの事前予約優先制。当日空きがあれば予約なしでも拝観できる。料金は1カ所800円。
また、非公開文化財特別公開箇所の中から3カ所を拝観してスタンプを集めると指定箇所でお茶とお菓子などを楽しめる特典が受けられるスタンプラリーも。
定期観光バスは6コースを用意。特別公開の寺院や料亭での京料理の昼食など特別なプランを設定している。
そのほか、京都の伝統の技術に触れるプラン「千年の心得」や「レストランウインタースペシャルなど様々な企画で京都の奥深さに触れてもらう。
詳細はhttps://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2021-2022/へ。
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