400年前から続く2市の交流 駒ヶ根出身の戦国地侍「上穂十一騎」を大阪でアピール/長野
22/01/06
大坂夏の陣で奮闘した長野県駒ヶ根市出身の地侍「上穂(うわぶ)十一騎」。徳川の領地の地侍にも関わらず豊臣方につき、徳川側の有力な武将を倒すなど功績を残したという。そんな知る人ぞ知る史実を大阪の人たちに知ってもらおうと12月10日、駒ヶ根市の駒ヶ根観光協会販売促進アドバイザーの竹村章さんが大阪観光局を訪ねた。
大阪城などで歴史案内をしているNPO法人大阪観光ボランティアガイド協会の藤井靖一理事長らメンバーと意見交換。竹村さんは、日本史蹟大阪陣後編という文献に「上穂十一騎以下屈強の勇士…」と記されていることや、江戸期に幕府の天領だったため地元でも秘された口伝のみの伝承だったことを紹介。「天王寺界隈でガイドするときに、ぜひ上穂十一騎をとりあげて」と依頼した。

地元と大阪とのつながりを紹介
竹村さんに同行した中央アルプス観光営業本部の澤村大樹さんは駒ケ岳ロープウェイや、上穂十一騎が祀られている光前寺について説明。「400年前から大阪とつながりのある駒ヶ根市にぜひお越しください」とアピールし、藤井理事長も「協会の研修で行ってみたい」と応じていた。
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