4県の魅力求めて「しこくるり」 4月から四国アフターDC展開、イベントや商品設定で盛り上げ
四国4県(香川・徳島・愛媛・高知)とJR四国は4—6月の3カ月間、「四国アフターデスティネーションキャンペーン(DC)」を展開する。春の四国4県の魅力をおしだした企画をそろえ、2021年10—12月の四国DC本開催の勢い継続を図る。
キャンペーンタイトルは「しあわせぐるり、しこくるり。」、サブタイトルは「四国の風・水・色を感じて」と本開催から継続。四国4県を周遊して、四国ならではの春の自然美を体感してもらう。
旅を提案するテーマも、四国の歴史と伝統文化を学ぶ「学(まなび)くるり」▽自然や景観を眺め四国を深く感じる「観(ながめ)くるり」▽体験や遊びを心ゆくまで満喫する「遊(あそび)くるり」▽お遍路を通じて心を癒す「心(こころ)くるり」▽四国ならではの食を堪能する「食(ぐるめ)くるり」―の5テーマで引き続き展開。
期間中は、4月24日開幕の「えひめ南予きずな博」(愛媛県)や「瀬戸内国際芸術祭2022」(香川県)、観光キャンペーン「リョーマの休日」(高知県)、21年12月に運行を開始した阿佐海岸鉄道 DMV(徳島県)など旬の話題が続々。イベントも各地で開かれる。各地で2次交通プラン、観光列車、周遊切符などが設定されるほか、JR四国は観光列車を使ったアフターDC特別旅行商品も用意する。
四国DCの本開催の実績は目標の約334万人泊に対し82・3%の約275万人泊を集客。目標には及ばなかったものの、コロナ禍で旅行需要が本格的に回復しないなか、感染の落ち着きもあり、まずまずの成果を得た。
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