歴史・文化を今こそ再発見 宮城県、4月から県制150周年記念観光キャンペーンを展開
宮城県は2月16日、県制150周年を迎えた。この節目を記念し4月から、観光キャンペーン「笑顔咲くたび 伊達な旅 仙台・宮城」を始める。コロナ禍からの復活の意味も込めて官民一体で多彩なイベント・企画を実施し、県の歴史、文化にあらためてクローズアップ。宮城の持つ観光の力を再認識、再発見してもらう。9月まで。
県内で行われるキャンペーン中の特別企画は現在で31件。ポスターやガイドブックでは歴史・文化の県の歴史・文化について特集するほか、キャンペーン特設サイトも仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会ホームページ(http://www.sendaimiyagidc.jp/)内に開設、県内外で産直市などのイベントに参加するなどして広く県の魅力をアピールしていく。
県内のお気に入りのおすすめスポットをインスタグラムに投稿してもらうキャンペーンも4―6月に実施。宮城県観光プロモーション推進室アカウントをフォローし、「#宮城県制150周年」を付け投稿すると優秀作品には地域の特産品などが当たる。
県内周遊促進策も多彩。県内旅行会社による日帰りバスツアー「伊達なバス旅」では、県内の旬のスポットを訪れる記念ツアーを12コース用意した。県制150周年にちなんだ県内150のスポットをめぐるスタンプラリーも実施する予定。
そのほか、企業や団体も様々な取り組みを展開。JR東日本は鉄道開業150年ということも兼ねて「駅たびコンシェルジュ仙台」でキャンペーンの情報発信コーナーを設置する。びゅうトラベルサービスは上野―仙台間で「特急ひばり」のリバイバル運転を5月14、15日に旅行商品として実施するなど、宮城県に関係の深い企業らが節目を祝う企画を実施する。

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