新幹線延伸を見据える 創設55周年の関案連、石川県に旅行会社向け助成要請
22/05/27
石川県の観光関連施設で組織する関西石川県観光旅館・観光施設案内所連絡協議会(関案連、西元丈人会長=瑠璃光)は4月18—19日、第55回通常総会と研修会を開いた。会創設55周年を迎えたことから、5年前の50周年総会と同様、石川県での開催となった。
総会は山代温泉の瑠璃光で開き、今年度は旅行会社へのキャラバンや意見交換会などに積極的に取り組むことを決めた。
西元会長は「旅行形態が団体からグループ、個人、バスからマイカーへとシフトしていくなか、従来の事業のあり方に時代に沿った考えを盛り込み誘客活動を図りたい。一層の団結で難局を乗り切りたい」と語った。
来賓として出席した山代温泉観光協会の萬谷正幸会長(瑠璃光会長)は「北陸新幹線金沢開業で首都圏からの宿泊客が大幅に増えましたが、それによって関西からのお客様が減っては何もならない。関西のお客様あっての北陸、関西です。関案連の皆さんには、これまで以上の送客をお願いしたい」と期待を寄せた…
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