東京都調査 「伊豆大島のキョン」生息数は約2万頭
22/07/14
東京都は7月13日、伊豆大島(東京都大島町)のキョンの生息数が2万944頭だとする推計値を発表した。
特定外来生物に指定されているキョンは、近年、大島で生息数を増やし、大島特産のアシタバや越滅危惧種の植物キンランを食べるなどの被害が報告されている。そのため東京都では毎年、生息状況の調査と捕獲に取り組んでいる。
2021年度に捕獲したキャンは昨年度より217頭多く過去最多の5251頭で、都では年間の自然増加相当にあたり、生息数の増加に歯止めがかかっているとしている。
キョンはシカの仲間で中国や台湾に生息している。大島では都立大島公園で飼われていたキャンが、台風で逃げ出し野生化したものとされている。
ある年代以上には山上たつひこの漫画「がきデカ」のギャグ「八丈島のきょん!」で懐かしいキョン。八丈島(東京都八丈町)では八丈植物公園で飼育されているが、野生化したキャンはいないという。
地域情報 の新着記事
- 「温泉総選挙2024」部門別ランキングを発表 秘湯/名湯は万座、おもてなしは岩室が1位(24/11/21)
- 山梨県 リニア新駅と富士山五合目にタイヤ式「富士トラム」運行を検討(24/11/20)
- サステナブル観光へ投資促す 小豆島観光協会、大阪で観光商談・説明会/香川(24/11/20)
- 元女子バレー主将が点灯 グランフロント大阪クリスマスイベントに古賀紗理那さん登場(24/11/17)
- 温泉と飛騨牛に感謝を示す秋― 下呂温泉で恒例行事/岐阜(24/11/16)