東京都 屋形船をバイオ燃料で運航、9月6日から1週間程度
22/08/29
東京都は8月26日、バイオ燃料を使用した屋形船を9月6日から1週間程度、試験的に運航すると発表した。
バイオ燃料の活用推進が目的で、軽油をバイオ燃料に置き換えることで化石燃料の使用を減らすことができる。
使用するのはユーグレナ(東京都港区)が開発したバイオ燃料で、原料に使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名はミドリムシ)由来の油脂を利用している。燃焼時にCO2を排出するが、原料の成長過程で光合成により大気中のCO2を吸収しているため、CO2排出が実質ゼロのカーボンニュートラルが実現できる。
ユーグレナ製のバイオ燃料はこれまでも国内民間航空機の運航やJR東海の在来線ディーゼル車両の運行にも試験的に利用されている。
屋形船は船宿三浦屋(東京都台東区)が浅草橋発着で、お台場周辺を周遊するコースで運航する。
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