丸の内に首都圏初の万博公式店開業/東京
2025年日本国際博覧会協会と2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスは11月22日、首都圏初のオフィシャルストアとして、「2025大阪・関西万博オフィシャルストア丸善OAZO店」を東京・丸の内でオープンした。
オフィシャルストアは、大阪2店舗に続く3店舗目。「つなぐ―輝く未来へ―」をテーマに、大阪・関西万博公式キャラクターであるミャクミャクの商品をはじめとする公式ライセンス商品などを取り扱う。また、開幕500日前を記念したデザインの新商品や、書籍文具を扱うジュンク堂書店ならではのブックカバーとしおりを先行販売するなど、約370点が販売する。
同日行われたオープニングイベントの冒頭、同協会の十倉雅和会長が「万博開幕500日前である11月30日からは入場チケットの販売が始まる。オフィシャルストアは、公式ライセンス商品の販売だけでなく、万博への期待とワクワク感が高まるような情報発信拠点の役割を担っている。店舗で万博の盛り上がりを感じてほしい」とあいさつした。
来賓の酒井庸行経済産業副大臣兼内閣府副大臣は「万博に向けて大阪、関西だけでない全国的な機運醸成を加速しなければならない。若者をはじめ多くの人が刺激を受けて次の挑戦に向けた気持ちを育む万博としたい。経済界や自治体と連携しながらオールジャパンで準備を進めていく」と話した。
タレントの鈴木福さんは「僕の記憶にある中で初めての万博。万博で公開された中から今の日常に根付いたものはたくさんある。万博でどのような新しい未来が見られるのか楽しみにしている」と開催に期待を寄せた。
このほか、ミャクミャクの1日店長就任式などが行われた。店舗を運営する丸善CHIホールディングスの中川清貴社長は「関東第1号店ということで、社員一同力を入れた。商品は500ぐらいまで増やしていく。来た人に万博を実感してもらえるように店舗も増やしていく」と、北海道から沖縄まで10店舗を展開する方針を示した。
大阪・関西万博は、これまでに160の国・地域、9の国際機関が参加を表明。期間中の来場者数は約2820万人が見込まれている。
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