楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

世界で900万人鑑賞のゴッホ・アライブ展 東京・天王洲アイルで3月31日まで 

24/01/18

没入型展覧会「ゴッホ・アライヴ」が1月6日から、東京・天王洲アイルの寺田倉庫G1ビルで始まった。世界99都市を巡り900万人が鑑賞した展覧会で、東京が100都市目の開催となる。期間は3月31日まで。1月11日に行われたメディアを対象にした内覧会に参加した。

絵画の一部になる

サティ、シューベルト、サン=サースなどの、耳覚えのある美しいクラシック音楽と、複数の大型スクリーンに映し出される美しいデジタル映像の連続に、絵画の一部になったような感覚になる。

930以上のゴッホの絵画作品、スケッチ、取り交された手紙、写真、日本の浮世絵までが、時には動く絵画となって、次々と部屋を取り囲む大きな壁に映しだされ、激しく哀しいゴッホの画家としての10年間の生涯が物語のように展開される。上質な短編映画のようで、ゴッホの本物の絵は一点も展示されていないのに、確かにゴッホ展だと納得できた。

天王洲エリアで寺田倉庫が運営する「WHAT CAFÉ」や絵画ワークショップ施設「PETALS TOKYO」、水上アートホテル「PETALS TOKYOでもゴッホ・アライブにちなんだイベントを行っている。

(中野愛)

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

世界遺産登録20周年記念・聖地リゾート!和歌山へ

2024年、和歌山県では世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念し、現在「聖地...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ