瀬戸芸や「あんぱん」、道後温泉本館の再開 JR四国、4県の話題提供
JR四国は5月20日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で商品説明会を開き、四国4県の観光情報を紹介した。旅行会社の企画担当者ら150人が出席した。
JR四国の長戸正二専務取締役鉄道事業本部長は、2023年度の営業収入が25%増であったことを報告し、瀬戸大橋線の利用実績は97万人(16%増)の688万人であったと伝えた。また同線が4月13日、1988年の開業から36年で累計3億人を突破したとし「魅力ある商品を造って多くの送客をお願いしたい」と参加した旅行会社に訴えた。
JR西日本マーケティング本部鉄道マーケティング部の岡田学部長は「2025年は山陽新幹線全線開業から50周年を迎えます。記念の旅行プランを造成し山陽、四国を盛り上げたい」と話し「四国は観光素材の宝庫。様々なコンテンツを販売に結びつけてほしい」と呼びかけた。

旅行会社の企画担当者ら150人を招いて開いた
JR四国の説明会
このあとJR四国を含めた各県・市の担当者が最新情報を紹介。JR四国は23年度のユニット商品の取扱い実績が37社122団体であったとし、今年も旅行会社の募集型企画旅行商品のサポートを強化するほか、瀬戸大橋線ご利用3億人キャンペーンを実施する。
徳島県は廃校となった2カ所の小学校・幼稚園を活用した鳴門市の施設「ウチノ海エリア」を新たな観光施設としてオープンさせ、阿波踊りや釣り、キャンプなどが楽しめるようにした。
香川県は25年度春・夏・秋に瀬戸内国際芸術祭2025を開催するほか、旅行商品造成などに対して助成制度があることをアピール。
高知県は、23年度がNHK連続テレビ小説「らんまん」効果で牧野富太郎博士と高知の自然が注目されたことから過去最高の472万人の県外観光客が訪れた。24年度も高知の自然・暮らし・文化をガイドを通して体感できる数多くのコンテンツを用意。25年度前期NHK連続テレビ小説にアンパンマンの作者であるやなせたかし夫妻がモデルの「あんぱん」が放映されることも紹介した。
愛媛県は24年7月から、しまなみ海道のレンタサイクルの借り上げ日数や返却場所を柔軟に対応できるようにし利用しやすくする。25年度には南予観光振興誘客・送客キャンペーンを実施するほか、砥部焼の里めぐりと絵付体験、西予市卯の町ウオーキングなどの着地型旅行商品を提案していく。
松山市は今年7月、耐震工事を終えてオープンする道後温泉本館をアピール。新たに貸切室2部屋を設け、愛媛の素材を生かした菓子を提供する。道後温泉では着物でお出かけ&お茶屋体験、石手寺では遍路装束でお遍路体験も新たに設定。募集型旅行、受注型旅行、修学旅行向けの助成制度も用意している。
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