安全対策決議を採択 日本観光施設協会が総会、「旅の駅」「旅ナカの駅」で知名度アップ
24/06/03
全国のドライブインや観光センターなどが加盟する日本観光施設協会(114会員)は5月9日、東京・浜松町のチサンホテル浜松町で2024年度総会を開き、2023年度事業報告と決算、2024年度事業計画と予算を審議、承認した。役員改選では幾世英夫会長(京都府・橋立大丸本店)を再任した。
開会の辞で津田佐兵衛副会長(京都府・レストラン嵐山)は「ゴールデンウイークは身動きできないほどの人出でありがたかった。多くの人にコロナ後を楽しんでほしいと思っています」と観光活性化に期待した。
また、幾世会長はあいさつで「円安効果でインバウンドがすごい勢いです。さらに政府には、2030年には6千万人を目指すと目標に掲げてもらっています。こうしたなか、人手が必要な産業で人手不足が大きな問題です。着実に採用しないと営業が成り立たない時代になっています」と話し、魅力ある業界づくりに決意を示した。
来賓として出席した観光庁観光産業課の庄司郁課長は「観光需要の回復は力強いと感じています。これを軌道に乗せ、さらに高いところに押し上げる努力をしたい。そのためには観光施設の充実と発展が欠かせません…
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