奈良市観光協会 8月3日から若草山登頂バスを運行、観光客の分散化図る
24/07/30
奈良市観光協会は奈良公園周辺のオーバーツーリズムを緩和するための新たな観光事業を開始する。観光客を市内に分散させることで、来年開催される大阪・関西万博にも備える。
新たな取り組みの1つが2路線の特別バスの運行。「若草山登頂バス」は、奈良市街地を一望できる若草山山頂へのアクセスを改善し、徒歩や車での移動が主流だったこの人気スポットへの訪問の足として使ってもらう。大人片道300円。
「奈良西ノ京周遊バス」は、世界遺産である薬師寺や唐招提寺が位置する西ノ京地区と平城宮跡を結び、観光客が効率よく主要観光地を巡ることができるようサポートする。大人片道220-310円。
運行日時は8月3日から12月29日までの土曜・日曜・祝日の9-16時。
また、薬師寺と唐招提寺を舞台に8月1-12月28日、「西ノ京に眠る謎」と題した謎解きゲームを実施する。楽しみながら奈良の歴史や文化に触れ、世界遺産についての理解を深めてもらう。
両寺院拝観料を含む参加費は1000円。
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