先人に扮し温泉感謝祭 下呂温泉で開催/岐阜
24/09/14
岐阜県下呂市の下呂温泉で8月3日、温泉資源への感謝と温泉地のますますの発展を願う「温泉感謝祭」が開かれた。同祭は1947年から始まり、今年で76回目を迎えた。
恒例の参進行列では、温泉発見の伝説になっているシラサギや「日本三名泉」の一つとして下呂温泉を紹介した江戸時代の儒学者・林羅山、室町時代の詩僧・万里集九に旅館関係者らが扮して温泉街を練り歩いた。

温泉街を練り歩く旅館関係者らの参進行例
温泉寺では、下呂温泉の芸妓らが境内で下呂踊りを披露し、いで湯を本尊に奉納。同祭り実行委員会の齋藤正巳副委員長(睦館)は「私どもにとって温泉は大切な宝物です。先人から引き継いだ温泉を今後も守っていくための努力を続けたい」と話した。
関係者が集まった直会のあと、下呂温泉花火ミュージカル夏公演が行われ、30分の間に1万発の花火が打ち上げられた。
温泉感謝祭は8月1―4日に行われた恒例行事「下呂温泉まつり」の一環。期間中には龍神火祭りや湯の華みこしパレードなどが行われる下呂温泉の夏の風物詩。
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