変わる熊本をアピール 東京で観光説明会、天草中心に魅力紹介
24/10/29
熊本県は10月7日、東京都中央区の銀座熊本館にメディア関係者を招き、観光説明会を開いた。3回目となる今回は、天草諸島の魅力を中心に紹介した。
天草諸島は120あまりの島々からなり、下島には世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つ「天草の崎津集落」がある。船によるイルカウォッチングがかなりの確率で楽しめるほか、ネコが多く「猫の島」と呼ばれる湯島がある。
天草グルメはクルマエビやムラサキウニ、大型の地鶏「天草大王」など。シマアジを加工した生ハムなど新たな食づくりにも取り組んでいる。
天草へは、熊本市内から車で2時間半程度。天草五橋が陸路をつないでいる。空港もあり、天草エアラインが天草空港と熊本―大阪、福岡空港を結んでいる。
このほか説明会では、県全域のトピックスとして新千円札の肖像となった北里柴三郎のふるさと、小国町や、公立高校で全国で初めて「マンガ学科」を新設した県立高森高校などについて紹介した。
県知事公室広報グループの清水英伸課長は「熊本地震から8年、豪雨災害から4年、この間、県は復旧復興を進めてきました。今、熊本は台湾の半導体大手の進出で大きく変わろうとしています。首都圏に今の熊本を伝えてください」と要望した。
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