みやぎアンバサダーサミット 11カ国・地域が参加、観光交流拡大へ
25/01/24
11カ国・地域の駐日大使や代表を迎え、宮城県は1月23-25日の日程で、「みやぎアンバサダーサミット」を開いている。
国際的な人的交流および経済協力の強化を目的としたサミットには、インド、韓国、ベトナム、クウェート、カンボジア、インドネシア、オーストラリア、フランス、ドイツ、イタリア、台湾が参加。
初日に松島のホテル松島大観荘で行われたオープニングセレモニーでは、東北観光推進機構の紺野純一理事長が東北地方の観光と物産をPRしたほか、地元仙台育英学園高等学校の書道部が書道パフォーマンスを披露し、場を盛り上げた。
その後、参加者は国宝・瑞巌寺に移動し、宮城県の村井嘉浩知事が、東日本大震災からの復興に対する世界各国からの支援への感謝を述べるとともに、国際的な連携を深め、新たな可能性を切り拓く決意を示す「みやぎアンバサダーサミット松島宣言」を発表した。
また、ベトナムと観光、投資、人材交流の分野で協力する覚書が交わされた。
このあと一行は多賀城跡や震災遺構である仙台市立荒浜小学校の視察、宮城と山形の県境に広がる蔵王連峰で樹氷観賞、遠刈田温泉では仙台牛のすき焼きを楽しむことにしている。
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