タイ国政府観光庁 2024年の日本人訪問者100万人突破で感謝の夕べ
タイ国政府観光庁(TAT)は2024年に日本からタイへの渡航者数が100万人を超えたことを記念し、1月24日、東京・有楽町のザ・ペニンシュラ東京で祝賀レセプション「祝・2024年訪タイ日本人100万人、新春感謝の夕べ」を開催した。
2024年1-12月の日本人渡航者数は105万904人に達し、当初予想の87万人を大きく上回った。TATによる若年層や初めての渡航者向けの「今からタイへ」キャンペーンが、日本人の訪タイ旅行者増を牽引した。
レセプションでタイ王国のウィッチュ・ウェチャーチーワ駐日大使は、日タイの観光交流の進展が両国の官民連携によって支えられていると強調。その上で「2024年、タイは約3600万人の外国人観光客を迎え、そのうち日本人は100万人を超えました。この成果は、タイ国政府観光庁や旅行業界の皆様の多大な努力の賜物であり、日タイの強固なパートナーシップを象徴するものです」と述べた。
また、TATのパッタラアノン・ナ・チェンマイ副総裁は、「日本からの渡航者が105万人に達したことは、皆様の支援のおかげであり、心から感謝申し上げます。日本とタイは長年にわたり観光分野で緊密な協力関係を築き、特に航空便の拡充が訪問者増加に大きく寄与しています。2025年は『Amazing Thailand Grand Tourism & Sports Year』として、タイの文化やスポーツを通じたさらなる交流を促進します」とし、今後の取り組みへの意欲を示した。
レセプションでは、日本からの100万人目の訪問者家族が招待され、航空券や宿泊券、ショッピング券など総額200万円相当の記念品が贈られた。
TATは2025年を「アメージング・タイランド・グランド・ツーリズム・アンド・スポーツ・イヤー」とし、世界中の旅行者に向けた観光誘致を強化している。
新たなプロモーションとして、「終わらない旅の軌跡」をテーマに、旅行者がタイで得た体験や思い出を発信し、観光地としての魅力を広める取り組みを展開する。
また、タイを訪れた際に体験すべき5つの要素として、本場のタイ料理の魅力を伝える食文化の発信、ムエタイをはじめとする伝統的なアクティビティの紹介、タイの伝統工芸品や雑貨の魅力を伝える買い物の提案、自然や文化を巡る旅の推奨、そして各地の祭りやイベントの紹介を進める。
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