今冬も「雪見船クルーズ」 琵琶湖で運航中/滋賀
琵琶湖の冬の風物詩として定着している「琵琶湖縦走雪見船クルーズ」が2月24日まで運航中だ。びわ湖雪見船協議会(池見喜博会長=暖灯館きくのや)と琵琶湖汽船(川添智史社長)が大津港から長浜港まで運航しているもので、琵琶湖の冬景色と長浜盆梅展を楽しむことができる。所要時間は2時間30分。完全予約制で24日までの土日祝に運航する。
雪見船クルーズの乗船料は大人片道4500円、往復6千円。最少催行人員は15人。問い合わせや予約は琵琶湖汽船予約センター☎077―524―5000。
明治天皇の行在所として建てられた長浜の迎賓館・慶雲館で開かれる長浜盆梅展は3月10日まで実施。期間中は無休で、9―17時まで開館。入館料は大人800円、小中学生400円。問い合わせは長浜観光協会☎0749―53―2650。
1月10日には大津港とおごと温泉港から関係者30人が乗船し、試乗会を実施。長浜港までのクルーズと長浜盆梅展を見学した。
長浜港では長浜観光協会の前川和彦会長(ロハス長浜)らが出迎え、池見会長に花束を贈呈。ともに今年の雪見船クルーズの成功を誓った。
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おごと温泉港に入港する雪見船
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1月10日の試乗会で
池見会長は「雪見船は1983年から始まり、今年で41回目を迎えました。大津・おごと温泉と長浜を結ぶ大事な航路です。雪見船に乗って湖上からしか見ることのできない琵琶湖の景観を楽しんでほしい」。
川添会長は「今年も歴史ある雪見船を運航しますが、安全運航に努めますので、多くの人の乗船を期待しています」。前川会長は「74回目を迎える長浜盆梅展は、歴史と規模において日本一だと自負しています。盆梅は見ごたえがあるのはもちろんですが、文化財としても素晴らしい慶雲館で、盆梅とともに日本文化を感じてほしい」と話していた。
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