楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

柏崎市・大崎雪割草の里 3月8-4月6日に開園、4日間はマルシェも

25/02/26

新潟県柏崎市の「大崎雪割草の里」が3月8日-4月6日、開園する。約30万株の雪割草が群生し、3月中旬から下旬にかけて見頃を迎える。

雪割草は新潟県の県の花であり、厳しい冬を乗り越えて毎年春に開花する。同園では地域住民で構成される「大崎雪割草保存会」が34年にわたり保護・育成に取り組んできた。約3・5ヘクタールの園内には、日本海から吹きつける強い風や豪雪に耐えながら成長した雪割草が広がる。

雪割草の花々

開園期間中の3月15、16、22、23日の4日間、「大崎雪割草マルシェ」が開かれる。キッチンカーが出店し、市内の人気スイーツや弁当、柏崎荒浜産のさつまいもを使った焼き芋などが販売される。

今年は同園のオリジナルキャラクターが登場し、「大崎雪割草の里新キャラ ネーミング総選挙!」が実施される。期間中、会場での投票によりキャラクター名を決定し、今後はグッズ販売などを通じて認知度向上を図る。

昨年のマルシェは4日間で約1200人が訪れ、施設全体では約5000人が来場した。

雪割草の見ごろ期間は「えちご雪割草街道」として、大崎雪割草の里のほか、長岡市の雪国植物園、国営越後丘陵公園、妙法寺の4カ所を巡るスタンプラリーが開催され、参加者にはペア温泉宿泊券などの賞品が用意されている。

大崎雪割草の里へは関越自動車道西山ICから車で約15分。入園料は中学生以上400円、小学生以下は無料。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
新幹線効果で賑わう・魅力充実北陸―福井編

2024年3月の北陸新幹線福井・敦賀延伸により新駅が開業した石川県加賀温泉郷や福井県あわら...

新幹線効果で賑わう・魅力充実北陸―石川編

2024年3月の北陸新幹線福井・敦賀延伸により新駅が開業した石川県加賀温泉郷や福井県あわら...

未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・愛媛編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ