クルーズの寄港地としての長崎港の魅力向上 日観振と長崎国際観光コン協が連携して取り組み
25/03/06
日本観光振興協会(菰田正信会長)は、長崎国際観光コンベンション協会(長崎県)と協力してクルーズの寄港地としての長崎港の魅力向上に向けた取り組みを始める。「英語ガイドツアー」「スマート観光」のサービスを開始し、寄港時の旅の利便性、楽しみを増幅させる。
取り組みは「クルーズ観光促進事業」を通じてクルーズ船社やクルーズ客に選ばれるための受入環境整備を行った成果として実施。長崎港は全国有数のクルーズ船寄港地でありながら、英語ガイドの不足や日帰り旅行の情報発信不足という課題を抱えており、行政や交通事業者らと課題解決に向けて協議してきた。
英語ガイドツアーは新設した英語ガイドブランド「ナガサキクルー」によるもの。クルーズ船の旅客ターミナルで当日受付が可能で、1期生全員が県内在住者であり、地元に精通したガイドが観光客に長崎ならではの体験を提供する。

ツアーブースを設置
スマート観光は外国人クルーズ客が手ぶらで周遊が楽しめるよう、クルーズ客専用の英語ウェブページを開設。インフォメーションブースでよく聞かれる情報を掲載するほか、船上からでもアクセス可能な大型QRコードを岸壁付近に設置し着岸から下船までの時間に観光情報を提供する。
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