7月の訪日客は36・1%減 回復は足踏み
11/08/22
日本政府観光局(JNTO)はこのほど、7月の出入国統計(推計値)をまとめた。訪日外客数は前年同月比36・1%減の56万2千人だった。
東日本大震災後の減少幅は4月の62・5%減をピークに5月50・4%減、6月36・0%減と回復傾向にあったが、7月は足踏みした。7月として過去最高だった前年に比べ、訪日客は31万7千人少なかった。
1-7月の累計では、前年より176万7千人減少した。
訪日上位の国・地域別は、最大の訪日国である韓国が40・7%減の14万人。中国は47・2%減の8万7千人、台湾は25・8%減の11万4千人、米国は23・4%減の5万2千人、香港は41・2%減の4万1千人だった。
7月の出国日本人数は4・5%増の146万9千人で、5カ月ぶりに前年を上回った。1-7月の累計は2・2%減の910万4千人。