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10月の訪日客は前年比15・3%減まで回復

日本政府観光局(JNTO)はこのほど、10月の出入国統計(推計値)をまとめた。訪日外客数は15・3%減の61万6千人で、減少幅は前月に比べ10ポイントほど回復した。

東日本大震災後は4月の62・5%減をピークに5月50・4%減、6-8月は3カ月連続の3割減と足踏みが続いたが、ようやく15・3%減まで戻した。
 訪日国2位の中国がほぼ前年並みまで回復、3位の台湾は2・6%増、5位の香港は16・7%増と、震災後初めて前年同月を上回った。

1-10月の訪日客の累計は509万5千人。過去最高だった2010年に比べ約223万人少ない。
 最大の訪日国である韓国は31・7%減と依然として3割台の減少が続いている。原発事故による放射能汚染への懸念や、円高が影響しているとみられる。

10月の出国日本人数は、5・1%増の151万人。4カ月連続で前年を上回った。

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