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長崎‐上海に定期船 初便は中国人客80人

ハウステンボスのグループ会社、HTBクルーズ(長崎県佐世保市)が2月29日から長崎-上海間に定期船の運航を開始した。

同航路に就航したのはオーシャンローズ(3万㌧、定員1千人)で長崎-上海間を片道26時間で結ぶ。料金は早割を使うと座席で片道7800円から(燃油サーチャージ、国際港湾利用料別)。座席のアップグレードや客室利用などで料金は加算される。

3月14日まで週1往復で5便運航し、3月17日の上海発から5月末まで週2往復運航する。6月からは運休し、乗客のニーズなどに合わせ船を改装し、夏をメドに本格運航させる予定。本格運航後は日本人、中国人半々の年間10万人の集客を目指す。

2月29日18時に長崎港を出港した初便には、日本人シニア客を中心に230人が乗船。就航を記念する式典には中村法道長崎県知事、李文亮・中国駐長崎総領事、張西龍・中国国家観光局首席代表らが出席した。

3月4日に長崎港に入港した上海発の初便には日本人150人、中国人80人の230人が乗船。田上富久・長崎市長らが出席し、歓迎の式典が行われた。

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