1月の訪日客数は単月過去最高の94万4千人 41.2%増、好調持続
14/02/21
日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)は2月19日、1月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比41.2%増の94万4千人だったと発表した。1月単月としては過去最高、単月としても昨年7月の100万3千人に次ぐ歴代2位の記録。昨年達成した年間1千万人の次の目標である2千万人に向け、最高の滑り出しとなった。
1月単月のこれまでの最高を23万人上回り、昨年から続く好調を維持。JNTOはこの要因に、東南アジア諸国への査証緩和やビジット・ジャパン事業の効果、円安に加え、中華系人口を抱える市場での旧正月休暇が追い風になったことを挙げている。
市場別では中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インドといったアジア諸国やと米国が1月の、オーストラリアはスキー需要の高まりから年間を通じ単月でも過去最高を記録した。低迷が続いていた韓国も同0.9%増とプラスに。
JNTOでは今後、春の桜シーズンに向け、需要喚起を図っていく。