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2月の訪日客数は20.6%増の88万人 スキー、買い物需要大きく

日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)は3月19日、2月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比20.6%増の88万人だったと発表した。これまでの2月の最高を15万1千人上回り、2月単月の最高数値を更新した。

JNTOは好調の要因に、スキー旅行や冬の行楽へのプロモーション、東南アジア諸国への査証緩和や円安効果、ショッピング需要の増加を挙げている。

市場別では中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、オーストラリアが2月の過去最高を記録。旧正月休暇が1―2月にまたがったこともあり、中華系人口の多い市場が特に好調だった。

中国は同71.1%増の13万8千人で6カ月連続の過去最高、韓国は同1.2%減の23万2千人ながらマイナスの伸び率がプラスに転じ、1―2月累計でもプラスを維持するなど低迷脱却の傾向が色濃い。東南アジア、欧米、オーストラリアも堅調に推移した。

これで1―2月の累計は同30.5%増の182万4千人で過去最高ペース。JNTOでは3月20日にインドネシア・ジャカルタ事務所をオープンさせるなど、今後もプロモーション活動を強化していく。

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