13年の日本での国際会議、過去10年で最多の開催
14/10/20
日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)は、2013年の日本国内で開かれた国際会議の件数は前年比3.9%増の2427件だったと発表した。
この数字は過去10年で最多。JNTOは地方開催も含め小規模会議の件数増が全体増につながったとみている。参加者総数は同3%減の142万9千人、うち外国人参加者は同13%減の13万7千人だった。
都市別の開催件数は東京23区が531件でトップ。福岡市253件、横浜市226件、京都市176件、大阪市172件と続く。上位5都市の顔ぶれは昨年同様だが、横浜市、大阪市が30件以上増加した。
特に大阪は府としてみると、府内の千里地区も7位となっており、その好調さがうかがえる。また、京都市に加え、8位神戸市、14位奈良市もあり、関西での開催件数は多い。
JNTOは14年以降について、2千人規模の大型会議の日本開催が決まるなど、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて日本への注目が高まっており、国際会議の開催件数の増加が期待できるといして、国際会議の日本誘致に取り組んでいく。