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訪日外客数、9月も好調 年間では1200万超か

日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)によると、9月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比26.8%増の109万9千人だった。9月単月の過去最高だった昨年を23万2千人上回った。これで今年の累計は同26.0%増の973万7千人となり、10月中の1千万人突破は確実になった。

JNTOは、9月は例年需要が落ちつく時期でありながら好調の要因に、春や夏の旅行期に次ぐ好結果を評価。好調の要因に訪日プロモーションのほか、航空座席の供給量増や大型クルーズ船の寄港を挙げている。

市場別では韓国、中国、香港、台湾、東南アジア各国、欧米など大半の主要市場で9月の過去最高を記録。韓国は同32.3%増の21万8千人で3カ月連続の増で累計でもプラスに、中国は同57.6%増の24万6千人で最大の訪日旅行客を送り込む市場となるなど冷え込みが続いた両市場の改善が顕著だ。

累計での1千万人突破は現時点ですでに達成していると見られ、焦点は1年間の累計でどこまで数字を伸ばせるか。前年から考えると1200―1300万人あたりとなりそうだ。

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