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14年の累計訪日外国人客、早くも1100万人突破 10月も好調

日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)によると、10月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比37.0%増の127万2千人と大幅増を記録した。これで今年の累計は同27.1%増の1100万9千人となり、2013年にようやく突破した感があった1千万人を早くもクリアした。

もちろん累計の過去最高を更新。今年の年間数値はこのままいけば1300万人前後になるとJNTOは試算している。

10月の好調も目立つ。10月単月の過去最高だった昨年を34万3千人上回り、今年7月に記録した127万人という年間を通じての単月最高記録も更新した。好調の要因についてJNTOは、円安による割安感や消費税免税制度の拡充、大型クルーズ船寄港やチャーター便就航、大型国際会議の開催、中国の国慶節休暇を狙ったプロモーション、紅葉の魅力発信が奏功したとみている。

市場別では主要18市場すべてで前年同月比2ケタ増、ロシアを除く17市場で10月単月の過去最高を記録。中国は同84.0%増の22万3千人で、国慶節休暇で来訪が増え、休暇後も需要が続いた。韓国も同57.7%増の25万人と大きく伸び、日本の秋の魅力をPRした効果が出たようだ。

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