日本は微減も7位維持 14年の国際会議開催数
15/05/22
日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)によると、国際会議協会(ICCA)の14年の国際会議開催統計が発表され、会議開催数ランキングで日本は世界7位だった。前年と同順位で、3年連続でアジア・大洋州・中近東地域で1位の座を堅持した。
1位はアメリカで831件、2位はドイツの659件、3位はスペインの578件。以下、イギリス、フランス、イタリアで、7位に日本。8位には中国が5件差で続く。
日本で開催された国際会議数は前年より5件減の337件。全世界の会議数が1万1505件で前年から180件減となったことを考えると現状維持と評価できるが、2位のドイツを除き日本より上位の国々が件数を伸ばしていることを考えると楽観視はできない。
都市別ではパリ、ウィーン、マドリッドがトップ3。アジア大洋州ではシンガポールが7位に入った。
日本の都市では、東京が90件で世界22位。昨年より4つ順位を上げた。京都47件、札幌19件と続く。大阪は10件で前年から半減した。