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旧正月休暇のアジア増加 2月の訪日外客数、36%増の189万人

日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)によると、2月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比36.4%増の189万1千人だった。

大幅な伸びを示した昨年を50万4千人上回り、2月単月の過去最高を更新。年間を通しても昨年7月に次ぐ単月史上2位となり好調を持続している。JNTOは要因としてアジア各地域の旧正月休暇シーズンによる旅行需要増を挙げている。旧正月休暇があった1、2月の合算値は同43.7%増の374万3千人と大きく増加した。

市場別では、ロシアを除く19市場で2月単月の過去最高を記録。中国は同38.9%増の49万9千人とやや伸び幅が抑えられたものの、クルーズ船寄港増や航空路線の就航などが高い需要を支えている。韓国は同52.6%増の49万1千人で、今年の累計は全市場で最速の100万人超え。一時の不振を脱した感がある。

そのほか、ベトナムが同85.5%増の1万8千人と高い伸び率を示した。ベトナムからの訪日外客数は50カ月連続で前年同月を上回っている。

JNTOでは、3月以降はイースター休暇や桜シーズンを迎えることから訪日客増を予測している。

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