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本部移転でJFと連携 JNTO松山理事長、訪日教育旅行促進に意欲

日本政府観光局(JNTO)の松山良一理事長は1月26日、移転したばかりの本部事務所で会見を行った。JNTOは同23日、本部事務所を有楽町から独立行政法人国際交流基金(JF)の入る新宿区四谷4丁目の四谷国際ビルに移転し、本部事務所を共有化する。

松山理事長は会見で「国際文化交流、日本語教育に実績のあるJFと、訪日教育旅行の促進などで連携できることに期待している」と移転の意義を強調した。

JNTO松山理事長

会見で展望を語る
松山理事長

今後のインバウンド拡大に関して「ビッグデータに基づく戦略づくり、マーケティングをしっかりやりたい。質の高い観光を提供することで、リピーターを獲得し、稼げる訪日旅行を目指したい」と話し、IR(統合型リゾート)については「カジノで観光客は増えない。それよりもIRには会議を誘致するうえで、1万人規模の国際会議ができることや、ナイトライフが充実することに期待している」との見解を示した。

また、政府が推進しようとしているプレミアムフライデーについては「インバウンドへの影響は少ないと思う。JNTOとして導入するかは様子をみたい」と話した。

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