16.6%増の267万5千人 5月の訪日外客数
18/07/10
日本政府観光局(JNTO)によると、5月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比16.6%増の267万5千人だった。17年5月を38万人上回り、5月単月の過去最高を更新した。
JNTOでは5月について、航空座席の供給量の増加や、訪日クルーズの好調、訪日旅行プロモーションが増加につながったとしている。
市場別ではマレーシアを除く主要19市場で5月単月の過去最高を記録。中国や欧米豪市場が2ケタ増と好調だった。
韓国は航空路線の新規就航や為替レートが円安で推移したことなどを受け、同14.6%増の64万人と堅調。中国も個人旅行に加え団体旅行も大幅に増加し、29.3%増の66万9千人と今月も大きく伸びた。
これで今年の累計は同15.6%増の1319万4千人となった。これまで数字を堅実に伸ばしてきたが、6月18日に大阪北部地震が発生。20日時点で宿泊予約のキャンセルは落ち着いたものの、どこまで影響が出るか懸念される。
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