訪日ベジタリアン、ヴィーガン受入体制強化へ 観光庁、飲食店向けにガイド作成
20/04/05
観光庁は4月2日、飲食店向けにベジタリアン、ヴィーガンの訪日外国人客への対応ガイドを作成、発表した。
同庁の調査では、ベジタリアン、ヴィーガンの訪日外国人客は2018年で年間145―190万人来訪、飲食費は450―600億円と推計されている大きな市場を形成。それに対し、対応する飲食店数が少ない、情報発信が不十分、メニューに対応オプションがないなどの声が外国人ベジタリアン・ヴィーガンからあがり、飲食店側の知識や対応方法の理解不足が課題となっている。
このことから、同庁ではベジタリアン・ヴィーガンの受入環境を整備しようとガイドを作成。ガイドは、背景や類型、食事制限などベジタリアン・ヴィーガンの基礎知識、飲食店選定や日本で食べたいものなど行動特性、対応の方向性、先進事例などを掲載し、今後の受入強化を促している。
ガイドは観光庁HP(http://www.mlit.go.jp/kankocho/)から入手できる。
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