2021年の訪日外国人客数は19年比99%減の24万5900人 公表開始以来最低に
22/01/21
日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は、2021年の訪日外国人客数(推計値)はコロナ禍前の19年比99・2%減の24万5900人と発表した。前年20年の411万人からも大幅減。1年を通して世界的な国際往来の制限、日本でも観光目的の入国がいまだ認められず、1964年の公表開始以来最低の数値となった。
前年から続くコロナ禍は国際的な往来が再開されるほどには沈静化せず、多くの国で海外渡航制限等の措置が取られたまま。日本国内でも感染と落ち着きが繰り返され、最大の数値となった7月でも5万1千人、最小では2月の7300人と復活の兆しは見えることはなかった。
今年はワクチン接種の普及などから入国制限を緩和する国なども増えてきたが、オミクロン株の猛威で再び制限強化の動きに。日本でもインバウンド再開は見通せない状況が続いている。
なお、出国日本人数は同97・4%減の51万2200人だった。
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12月の訪日外国人客数(推計値)は同99・5%減の1万2100人だった。
出国日本人数は同97・1%減の4万8900人。
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