訪日観光客の門戸じわり広げる 1日上限5万人、添乗員不要
22/09/12
政府は9月7日から、新型コロナウイルスに伴う水際対策を緩和し、観光目的で訪日する外国人の人数制限を見直した。
日本人帰国者を含めて1日当たりの入国者の上限を2万人から5万人に引き上げた。すべての国を対象に、添乗員を伴わないパッケージツアーであっても外国人観光客の入国が認めることになった。これまでのパッケージツアーでの添乗員同行は不要にしたものの、旅行業者が往復航空券と宿泊先を手配することが条件になっている。
また、水際対策に関しては、入国時に必要だった現地出国前72時間以内の陰性証明も、ワクチン3回目接種証明で不要とした。
ただし、査証(ビザ)の免除や個人旅行は解禁せず、ビジネス客の受け入れ先が対象者を管理することは引き続き求めており、欧米諸国と比較して門戸は狭い。
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