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7―9月期の訪日外国人消費は1631億円 主要7空港で調査し試算、回復傾向示す

観光庁が発表した2022年7―9月期の訪日外国人旅行者の消費動向調査結果(試算値)によると、訪日外国人全体の旅行消費額は1631億円だった。単純計算でコロナ前の19年同期の1兆1818億円から1兆円超の需要が消失した状況が続いているが、前期4―6月期からは600億円弱増加した。

今回の調査は新型コロナの影響で、新千歳、羽田、成田、中部国際、関西国際、福岡、那覇の7空港のみで実施。期間中の訪日旅行者数は52万878人だった。調査の有効回答数が目標回収数に届かないため、今回は試算値として算出した。

訪日外国人の日本国内での1人あたりの旅行支出は31万3千円で、前期4―6月期から5万円程度増加。今回の調査対象の大半がビジネス、親族・知人訪問、留学などが目的で長期滞在者が多いため例年より高くなっている。

インバウンド

回復傾向になってきた(写真はイメージ)

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